闇雲な値引き交渉は失敗のモト!?効果の高いコストダウンとは

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こんな人におススメの記事です!

■ 効果の高いコストダウンを行いたい人
■ コストパフォーマンスの良い家づくりをしたい人
■ 家づくりで失敗や後悔をしたくない人

初家さん
4社の住宅会社に見積りをしてもらったんですけど、

家づくりの予算を超えてしまいそうなんです・・

しみゆう
なるほど、それは困りましたね。

もう、住宅会社にコストダウンのお願いはしたんですか?

初家さん
はい、1社にはコストダウンの話をしたんですが、

あまり良い返事が返ってきませんでした。

しみゆう
なるほど、家づくりのコストダウンには様々な方法がありますが、

住宅会社のビジネスモデルによって効果が大きく変わってしまうんですよね。

初家さん
それって、見分ける方法があるんですか?
しみゆう
確実ではありませんが、住宅会社の見積書なんかでも分かることがありますね。

では、どんな住宅会社がコストダウンの効果が高いかを解説しましょう。

そもそも、値引き交渉ってどこまで出来るの?

住宅会社の担当者に家づくりのコストダウンの相談をしている

こんにちは!建築士のしみゆうです。

私は大阪在住だからか、お客さんから値引き交渉されることが多いんです。

中には、「これ以上は無理です。」と言っても、「じゃあ、棚板一枚サービスして!」と言うお客さんもいるくらいです。(汗

(地方での営業経験がある同僚は、皆口を揃えて「大阪のお客さんはキツイ!」と言うので、他府県はこんなこと無いんでしょうね。)

 

ですが、良識を超えない値引き交渉は大切だと思います。

だって、コストダウンが実現すれば、「キッチンのグレードアップ」や「壁紙をビニルクロスから漆喰に変更」といった、諦めていたマイホームの要望が叶えられるかもしれません。

それに、住宅会社の言い値が適正価格とも限りません。

 

しかし、「あまりにも無理な値引き交渉」は、担当者との関係悪化に繋がってしまう可能性が高いので、おススメは出来ません。

今回は、どうすれば効率の良いコストダウンが出来るかをまとめてみました。

初家さん
確かに、住宅会社の担当者との関係が悪化したら、それからの家づくりに悪影響が出るかもしれませんね。

家づくりは建てたら終わりじゃないので、出来るだけ良い関係は保ちつつ、お得なマイホームを手に入れたいと思います。

しみゆう
では、コストダウンの効果が高い住宅会社について説明しますね。

ただし、全ての住宅会社に通用する訳では無いので、注意して下さいね。

住宅会社に合わせて効果の高いコストダウンを活用する

住宅会社の特徴に合わせたコストダウンをしないと効果が無い

前回までにご紹介した様に、家づくりのコストダウンには様々な方法があります。

今回までの「コストダウン」関連の記事については、下記のリンクから移動できます。

建物だけじゃない!家づくりの諸費用で出来る8つのコストダウン

2017.03.08

住宅会社との契約の前に!工事に関する7つのコストダウン

2017.03.06

グレードダウンだけじゃない!建物の仕様で出来る18のコストダウン

2017.03.04

打合せが始まる前に!建物の設計や間取りで出来る14のコストダウン

2017.02.28

契約前に確認!土地の条件による11のコストアップとコストダウン

2017.02.25

コストダウンには、自分達だけでも出来るものもありますが、多くは住宅会社の協力が不可欠となります。

ですが、住宅会社の協力が必要なコストダウンは、住宅会社のビジネスモデルによって効果が大きく変わるんです。

 

どういうことかと言うと、

部材の大量仕入れを行っている住宅会社の場合は、元々の部材のコストが低いので、建物の仕様変更をしてもコストダウンの効果が期待できませんし、

自社の独自の「施工方法」や「生産システム」を取り入れている住宅会社の場合は、工事に関わるコストダウンの効果があまりありません。

それどころか、部材などを「一般的には安価なものに変更」や「標準仕様の取り止め」をしたり、標準仕様以外の工事に変更すると、コストダウンどころか大幅にコストアップしてしまう住宅会社もあるくらいです。

 

他にも、建物の見積りを簡素化するために、部材1つ1つを拾い集めて計算していくのでは無く、建物の「大きさ」や「部屋数」などの大まかな要素だけで建物の値段を決定している住宅会社もあります。

(中には、洋室は「扉1つ」「窓は2つ」「収納は1つ」「コンセントは3つ」などの基準を決めていて、増加したものはオプションとして追加請求するが、基準内なら「窓の大きさや種類」「扉の種類(開き戸・引き戸等)」「収納の大きさや扉の種類」が変わっても価格は変わらない、といった見積り方法を取り入れている住宅会社もあります。

こういった仕組みの住宅会社では、建物の仕様変更があまりコストダウンに繋がりません。)

 

この様に、どの住宅会社でも同じ様にコストダウンの効果が出る訳では無く、「部材や工事の仕入れ値」や「価格決定方法(見積り方法)」などの仕組みによって、最終的なコストダウンの結果が大きく変わってしまうんです。

 

では、肝心のコストダウンの効果を見抜く方法ですが、

この様な住宅会社によっての仕組み(ビジネスモデル)の違いは見積り明細書に表れることが多いんです。

住宅会社のビジネスモデルに例えてみると、

■ A社

「部材」や「工事」を1つ1つを拾い上げて見積りしている場合は、見積書に下記の様な特徴が現れます。

  • 建物の使用部材が「数量(個・本)」や「広さ(㎡)」などの数値で表記される
  • 建物の工事が工種毎に仕分けされ、工事の「量(人工)」や「広さ(㎡)」などの数値で表記される
  • 建物の仕様は細部まで変更が可能で、一般的に流通している建築材料から選ぶことが出来る

この様な住宅会社は、「建物の設計や間取り・仕様・工事」を変更することで、それぞれの数値が大きく変わるため、合計の金額が変動しやすく、コストダウンの効果が現れやすい。

 

■ B社

一定の範囲を設けることで見積りを簡素化している場合は、見積書に下記の様な特徴が現れます。

  • 建物の「仕様部材」や「工種」は数値で記載されず、一式で表記される
  • 建物の仕様は幾つかのバリエーションに分かれていて、決められた範囲の中から選択する

このような住宅会社は、「建物の設計や間取り・仕様・工事」を変更しても、それぞれの数値が変わらないため、全体の金額が変動しにくく、コストダウンの効果が現れにくい。

 

(もちろん、住宅会社の担当者に聞ければ一番早いのですが、見積りの担当者が別にいる場合もありますし、打合せ初期の段階では会社の細かい「仕組み」や「内情」を話したがらない人も多いんです。

それに、担当者によっては出来るだけ手間をかけたくないので、もしコストダウンの効果があっても、標準仕様からの変更を承諾したがらないこともあります。

その様な担当者は、「良い家づくりを提供したい」というよりも、「家が売れれば良い」と思っているのかもしれませんね。)

初家さん
なるほど!

住宅会社の仕組みによって、同じような仕様変更をしてもコストダウンの効果が違うんですね。

しみゆう
そうなんです。

なので、闇雲の仕様変更をするよりも、その住宅会社で有効なコストダウンは何かを知る方が大切なこともあるんです。

初家さん
なるほど。

じゃあ、住宅会社を選ぶ際は、コストダウンの効果が高いかどうかも考慮した方が良さそうですね。

しみゆう
その通り!飲み込みが早くなってきましたね。

それと、B社の様に一定の範囲内での金額が変わらない住宅会社の場合は、最大限の仕様を引き出すことでコストパフォーマンの高い家づくりが出来るんです。

初家さん
そっか!

どっちが良いかよりも、自分達に合った住宅会社を選ぶことが大切なんですね。

自分達に合ったビジネスモデルの住宅会社を選ぶーまとめ

家づくりを成功させるには自分達に合った住宅会社と協力するのが重要

一口に住宅会社といっても「規模」や「ビジネスモデル」が違うと、コストダウン1つとっても効果が大きく異なります。

それに、A社の様な住宅会社は細かく仕様を決めることが出来るのですが、打合せ時間が長くなるのでマイホームが手に入るまでに時間がかかりますし、家づくりの知識が無いと本来の良さが引き出せません。

しかし、B社の様な住宅会社はある程度パッケージ化しているので、打合せ時間も短く、それほど家づくりの知識が無くても、一定のレベルの家づくりが出来ます。

(これは、住宅会社の担当者にも言えることで、A社の様な住宅会社で家づくりの知識が少ない人が担当者になると、ヘンテコな家が出来てしまうことがありますが、

B社の様な住宅会社で家づくりの知識が少ない人が担当者になっても、それなりの家が出来るんです。)

 

そして、A社の様な形態は「建築設計事務所」に多く、B社の様な形態は「大手ハウスメーカー」に多いと言えます。
※「工務店」は規模が大きくなるほど、B社の形態を取り入れる傾向があります。

なので、どちらが良い悪いでは無く、自分達の目指す家づくりに合ったビジネスモデルを採用している住宅会社を選び、その住宅会社に合わせたコストダウンをすることが重要となります。

それに、これらを踏まえたうえで住宅会社を選ばないと、家づくりを失敗してしまう可能性が高いとも言えるので参考にして下さい。

 

最後に、腕の良い住宅会社の担当者は、自社の建物での「効率の良いコストダウンの方法」や「コストパフォーマンスを良くする方法」を知っています。

しかし、このような方法は手間がかかったり、面倒だったりすることが多く、担当者も人なので誰にでもアドバイスしてくれる訳ではありません。

なので、住宅会社の担当者に「このお客さんのために、頑張ろう!」と思ってもらうことも非常に大切なのを覚えておいて下さいね。

今回の問題解決と総まとめ

■ 見積り明細書からその住宅会社に合ったコストダウンの方法が分かる
■ 自分達の家づくりに合ったビジネスモデルの住宅会社を選ぶことが大切
■ 住宅会社のビジネスモデルに合ったコストダウンをしないと効果が低い
■ 家づくりのコストダウンは住宅会社の担当者の協力が重要

「家づくりマニュアル⑦」へは、下記のリンクから移動できます。

【家づくりマニュアル⑦】注文住宅で使えるコストダウンの手法58

2017.03.11

「家づくりの流れ」については、下記のリンクから移動できます。

【完全保存版】初心者必見!家づくりの流れと必要期間の総まとめ

2017.01.08

他の「コストダウン」関連の記事については、、下記のリンクから移動できます。

建物だけじゃない!家づくりの諸費用で出来る8つのコストダウン

2017.03.08

住宅会社との契約の前に!工事に関する7つのコストダウン

2017.03.06

グレードダウンだけじゃない!建物の仕様で出来る18のコストダウン

2017.03.04

打合せが始まる前に!建物の設計や間取りで出来る14のコストダウン

2017.02.28

契約前に確認!土地の条件による11のコストアップとコストダウン

2017.02.25
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