■ 住宅会社との間取りの打合せで失敗したくない人
■ 家づくりで失敗や後悔したくない人
部屋の広さでよくある失敗は?
こんにちは!建築士のしみゆうです。
注文住宅での失敗に、部屋の広さに関するものがあります。
後で後悔しないですむように、よくある失敗例を挙げるので参考にして下さいね。
- リビングを広くしすぎて、冷暖房効率が悪く光熱費が高くつく
- 和室を狭くしすぎて、ゲストルームに使えない
- 寝室を6帖にしたので、ダブルベッドを置くとテレビやタンスを置くスペースがない
- 脱衣室が狭いので、子どもと一緒に使えない
- 玄関を狭くしたら、圧迫感があり、収納が足りない
- トイレを910×1820にしたら、奥行きが深すぎて無駄に広い
- キッチンを狭くしたら、シンクと食器棚の距離が短いので、すれ違えない
- 子ども部屋を長方形にしたら、ベッドを置くと空きスペースが使いづらい
- プライバシーを気にして廊下を多めにとったら、部屋が狭くなってしまった
- ロフトをつくったが、上がるのが面倒で使わない
- 前の住居で使っていた家具の寸法を勘違いしていて、新居に入らなかった
- 部屋を広くするために収納を削ったら、荷物が出しっぱなしで片付かない
- 4.5帖の部屋をつくったら、狭くて使いづらいので物置になってしまった
まだまだたくさんの失敗例がありますが、主なものを挙げてみました。
意外かも知れませんが、必ずしも部屋が狭いといった失敗だけでなく、広すぎて使いづらかったり、部屋の形状による失敗も少なくありません。
部屋の広さで失敗しないためのコツ
では、部屋の広さで失敗しないために、間取りのコツをご紹介しましょう。
- 将来の家族構成やライフスタイルの変化を想定して間取りを考える
- キッチンや洗面室・脱衣室は同時に使用する人数を考えて広さを決める
- 家族構成や人数・ライフスタイルに合わせて、リビングの広さや形状を考える
- 部屋の広さを決める前に、家具や家電の配置を考えておく
- 扉の開く方向や開けっ放しにした状態の使い勝手を想像しておく
- 家事動線の長さや通り道による不具合を考えてみる
- 通路になる場所は、人と人がすれ違うことのできる幅かどうかに注意する
適度な広さはライフスタイルや使い方によって違うので、少し抽象的ですが、
将来的なことも考えて柔軟に対応できるように心掛けると、満足度が高い間取りがつくれるので、参考にして下さいね。
家づくりの経験者に相談してみるーまとめ
初めての家づくりでは知らないことが多いので、不安を感じることも多いのではないでしょうか。
そんな不安を解消するコツは、自分一人だけで考えこまないことだと思います。
意外と違う目線で物事を考えると良い案が出ることもありますし、他の人に相談するのも良い方法です。
例えば、現在の住居での各部屋の使い勝手で「満足なところ」や「不満なところ」を家族全員で出し合うと、自分達家族にとっての適切な広さが導きだせることも多いので試してみてはいかがでしょうか。
他にも、注文住宅でマイホームを建てた知人に相談したり、住宅会社での打合せを始めているなら設計士に相談するのも良い方法ですし、
利害関係のない専門家をご存知なら、率直な意見が聞けますし、参考にできることも多いのでおススメです。
具体的な家づくりに関するご質問やご相談があれば、「お問い合わせフォーム」や「コメント欄」から問い合わせていただければ、
建築士の目から見たご返答をさせていただきます。
■ 柔軟に対応できる間取りなら、将来的なライフスタイルの変化にも対応できる
■ 家づくりの経験者に相談したり、家族で話し合うと失敗しにくい