■ 家づくりに初めて挑戦する人
■ 家づくりに興味はあるが、あまり時間をかけたくない人
家づくりをサポートしたいのでブログを始めました
はじめまして!建築士&FP技能士の清水裕一(しみゆう)と申します。
突然ですが教えてください^^
あなたは「家づくり」に挑戦したことはありますか?
ほとんどの方が「ない」と答えるのではないでしょうか。
しかし、この記事を読んでくれているのですから「家づくりに興味がある」や「これから家づくりを考えている」と答えてくれるかもしれませんね。
長年、私は建築業界で、たくさんの木造戸建住宅に関わってきました。
その中でも注文住宅を中心に扱ってきたので、たくさんの「これから家づくりを始める人」に出会ってきました。
ほとんどの方が初めて家づくりに挑戦されるので、最初は「やる気に満ち溢れている」のですが、徐々に疲れが見えてきます。
そりゃそうです、家づくりにはとてもたくさんの時間と労力が必要なんですから。
そのうえ、日頃の仕事や家事をこなしながら家づくりをするのですから、疲れが出て当たり前です。
しかし、一度始めた家づくりは途中でやめる事は出来ません。
だって、家の間取りなどを決める打ち合わせはどんどん先へ進んでいきますし、工事が着工したら途中で止めることなんて不可能です。
その結果、せっかく夢のマイホームが手に入ったのに「失敗」や「後悔」といった気持ちが強く残ってしまう方も少なくないのが現状なのです。
中には、家を建てている間に家づくりが原因で夫婦仲が悪くなってしまい、完成するまでに離婚してしまったという話もあるくらいです。
せっかく幸福のために「家づくり」を始めたのに、不幸になってしまっては本末転倒ではないでしょうか。
何故、初めての家づくりは失敗しやすいのでしょうか?
聞いてみると、「失敗」や「後悔」といった気持ちが強く残ってしまった方は口を揃えて「情報が足りなかった」とか「もっと勉強しておけば良かった」とおっしゃいます。
具体的に話を聞くと、「人によって言う事が違うので、どの情報を信じたら良いか分からなかった」や「すでに家づくりを始めていたので、勉強する時間がなかった」といった答えが多いように感じます。
しかし、人それぞれ家づくりに対する「立場」や「思い」「考え方」が違うので、答が違うのは仕方ありませんし、家づくりを始めると次から次に「初めて経験する事」や「知らない事」が出てくるので勉強する時間が足りないのも当然です。
特に「家づくり」で一番頼りになるはずの専門家も、自分の立場や経験からアドバイスをするので、「あちらを立てればこちらが立たず」といった様に「始めは正解だと思った情報」が「後々、あの情報は間違っていたのかも?」と感じる事が少なくないのも頭を悩ませる原因の一つでしょう。
何故、専門家なのに意見が分かれると思いますか?
何故かというと、一軒の家を建てるためには非常にたくさんの知識が必要ですし、非常にたくさんの人が関わるので、それぞれの分野に担当となる専門家がいます。
意外に感じるかもしれませんが、営業担当者は営業、設計担当者は設計、現場監督は現場の事には非常に詳しいのですが、自分の担当以外の事は詳しく知らないことがほとんどなのです。
「それが分かっているなら、全てを理解している人が一人で担当すれば問題が解決できるんじゃないの?」と感じるかもしれませんね。
しかし、それがとても難しいのです。
何故かというと、住宅会社としてはそんな仕組みにすると、一人でたくさんの物件が扱えないので非効率になってしまいます。
なにより、社員一人を育てるのにたくさんの時間と費用がかかってしまうという大きなデメリットが生まれてしまうからなんです。
なので、それぞれの分野毎に担当者を分けるという経営方針を選ぶのです。
しかし、家づくりの全てを理解した人材を育てる事が出来れば、非常にたくさんの知識を持っているので、それぞれの立場に立ったうえで「最上のアドバイス」が出来るようになることは間違いありません。
そうすれば、あなたが家づくりを始めても「たくさんの意見や情報に悩まされる事」や「無駄に時間を浪費する事」もなくなることでしょう。
幸か不幸か、私が勤めた住宅会社は一風変った会社で、家づくりの「打ち合わせ」や「設計」「見積もり」「現場監督」「アフターサービス」という一連の工程を一人の社員が担当するという経営方針だったのです。
このような仕組みの住宅会社はほとんどありません。
そんな環境にいたので、私も営業以外の事であれば、家づくりに習熟することが出来ました。
(営業だけは、専門の営業マンが担当する仕組みでした。)
それに、様々な立場を知り経験したからこそ、他の人とは違うことが伝えることが出来ると感じています。
家づくりブログを始めた理由|まとめ
現在は書籍やインターネットなどの発達で情報が溢れていますが、その反面どの情報を信用して良いのかを迷ってしまうことが多くなりました。
その上、仮に正しい情報でも「一つの方向から見た意見」や「売る側の都合を含んだ内容」という情報がほとんどなので、たくさんの情報を集めれば集める程どうすれば良いか分からなくなってしまうことも多いのではないでしょうか。
そんな現状をだからこそ、様々な立場で家づくりを経験してきた、私だけに発信できる情報があるんです。
そうです、「私だから出来る事があるはずだ!」と感じ、家づくりブログを始めることに決めたんです。
建築業界に関わる者の一人として、少しでも「家づくり」で不幸になる人が減って欲しいと願っています。
幸せになるために「家づくり」を決断した、あなたのお役に立てれば嬉しいです^^
今後ともよろしくお願いします。