■ 家づくりに初めて挑戦する人
■ 家づくりで失敗や後悔をしたくない人
家づくりの知識や情報は真偽や必要性を見極めることが重要
じゃあ、家づくりを始めることを決心したら、次にするのは知識や情報収集なんですね。
今すぐ住宅展示場に行って、知識や情報を集めてきます!
ちょ、ちょっと待って!
何も知らない状態で住宅営業マンの説明を鵜呑みにして、家づくりを失敗するケースが多いんだから、下準備も無しに住宅展示場に行くのはおススメ出来ませんよ。
初めての家づくりでよくある失敗に、知識や情報の真偽を見極める目を持たずに、住宅展示場で営業マンの話を鵜呑みにして契約をしてしまい、家が出来上がってから「自分達が欲しかった家はこんな家じゃなかった。」というものがあります。
これは、百戦錬磨の住宅営業マンは「あなたに何を言えば、自社の商品に魅力を感じてくれるか」を良く分かっているので、ついつい誘導されてしまい起ってしまうのです。
そうなんですか!
早く住宅展示場に行って、どんな家が建てられるのか見たかったのに~
じゃあ、どうすればいいんですか?
そうだね、前回話したように家づくりで失敗や後悔をしないためには、しっかりとした知識や情報収集が重要なのは間違いないんだけど、
やみくもに知識や情報を詰め込むのは、時間と手間の無駄遣いになってしまうし、混乱しやすいから注意しましょう。
えっ!そうなんだ。
初めての家づくりで何も知らないんだから、少しでもたくさんの知識や情報を集めたほうが良いんじゃないんだ。
どうしても初めての家づくりでは、手に入れた知識や情報の真偽を見極められないので、まず初めに自分にとって「必要なもの」や「正しいもの」を見極められるようになるのが先決ですね。
そうすれば、失敗や後悔する可能性も下がりますし、意外かもしれませんが時間と手間の節約にもなりますよ。
家づくりの知識や情報収集の秘訣
家づくりに失敗や後悔をしないために知識や情報が大切だといっても、誰にでも同じものが正しい訳ではありませんし、必要な訳でもありません。
まずは、あなたの家づくりにとってどんな知識や情報が大切かを考えて見ましょう。
それには、あなたがどんな家に住みたいかを思い浮かべると良いでしょう。
マイホームを建てると決めた時に、あなたはどんなメリットや魅力を感じましたか?
あなたが叶えたい要望を実現するために「どうすれば良いか?」「どんなものが大切か?」を知ることが、あなたにとって必要で正しい情報を見つける近道になります。
家づくりの知識や情報収集の注意点
では、そのためにはどんなことに注意したら良いのでしょうか?
家づくりに失敗や後悔をする人の特徴に「家づくりで実現したい要望を具体的に決めていなかった」や「家づくりの途中で要望がブレてしまった」というものがあります。
その他にも、「要望が多すぎて混乱してしまった」や「そもそも、これといった要望が無かった」といったものもあります。
この様なことが起こると、事前に準備していた知識や情報が役に立たなくなってしまうので、自分達の要望には優先順位を付けて記録を残しておきましょう。
家づくりの知識や情報を集めるには
じゃあ、私にとって正しくて必要な知識や情報をどうやって集めたら良いの?
知識や情報を集めるには、書籍やインターネット・住宅展示場など様々な方法があります。
でも、それぞれの方法にも得意・不得意があるんです。
なので、自分が知りたい知識や情報を扱うのが得意な情報媒体を使うのが賢い情報収集の方法なんですよ。
【家づくりの知識や情報別】おススメ情報媒体一覧
家づくりの知識や情報を集めるための情報媒体には、主に以下のものがあります。
それぞれの媒体に得意・不得意分野があるので、自分にとって必要な知識や情報が得意な媒体を選ぶことが時間や手間の節約になりますし、家づくりに失敗や後悔をしないための近道と言えます。
- 住宅情報誌・・基本的な知識や情報を集めたい人
- インターネット・・手軽に知識や情報を集めたい人
- チラシ広告・・現在の住居近辺の土地情報を集めたい人
- 不動産会社の情報・・特定の地域の土地情報を集めたい人
- 住宅関連会社の情報誌・・気になるハウスメーカーがある人
- 家づくりの情報センター・・建築家に設計を依頼したい人
- 住宅展示場(モデルハウス)・・ハウスメーカーや大手住宅会社の建物を体験したい人
- オープンハウス・・工務店や中小住宅会社の建物を体験したい人
詳しい家づくりの知識や情報別のおススメ情報媒体一覧については、長くなってしまうので別記事で紹介していますので参考にして下さい。
じゃあ、基礎知識は住宅情報誌やインターネットで集めたら良いんですね。
そうだね、自分の目的や叶えたい要望の基礎知識を集めるには住宅情報誌やインターネットが向いていますね。
でも、インターネットには様々な情報が入り乱れているので注意してね。
でも、どんな家が建つのか住宅展示場に行って見てみたいな~
やった!
じゃあ、さっそく住宅展示場に行ってきます。
しっかり守りますから、心配しないで大丈夫ですよ。
知識や情報収集の秘訣と注意点ーまとめ
知識や情報は、発信している人や団体の利益や理念に偏る傾向があります。
なので、一つの住宅会社が発信している情報より、複数の住宅会社が協賛して発信している情報の方が、利益や理念などに偏ることが少ないので、家づくりの基礎知識や情報収集に向いていると言えます。
それと、知識や情報に隠れた裏の意味を意識することで、情報発信者の意図に振り回されずにすみますし、情報を見極める目を鍛えることも出来ます。
家づくりにはたくさんの人が関わるので、様々な情報が耳に入ってきます。
情報の渦に飲み込まれない様に、自分にとって「何が正しく」て「何が必要」かを整理することが出来れば、無責任で自己都合な発信者の意見や情報に惑わされることも無くなります。
くれぐれも、不確かな知識や情報には気を付けて下さいね。
知識武装なしに住宅展示場の営業マンと対峙して大丈夫ですか?
住宅営業マンの本心を見抜くためには、家づくりの基礎知識が不可欠です。
手軽で効率的な注文住宅の情報収集法について解説してますのでご参考に^^
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